【栽培地】
静岡県浜松市呉松町地内
撮影16年2月16日
全体的に枯れてしまい収穫にならず根は小さく褐色がおびた状態。他の圃場でも葉に斑点が多く収穫を1ヶ月遅らせている状態です。 | |
土壌は細粒構造化し、根の張れる環境でなく、土中は酸欠状態にある。又、残渣等の未分解物が多く残っており有効微生物菌が少ない痩せた土壌であり最悪の土壌形態である。 現行施肥:バークを敷き藁にした牛の生堆肥を使用していたようで、雑菌類の繁殖の温床になっている状態です。 |
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今回、長崎県試験場の技師より依頼があり2月16日に現地を視察し改良を行うことにしました。 | |
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アープ・トーマス・オルガ菌応用の『自然環境農法』で施工致します 改良方法: 1.現況を整理し(残渣類は鋤き込みます)次の要領で行って下さい。 ・源肥:15㎏入りを20袋【面積200坪当り土壌改良】 以上を全面に散布して下さい。 ・尿素:10㎏ 尿素は残渣の腐植促進に使用で応用対処的な使い方です 2.トーマスくん12リットルと穂宝源10リットルを混合で約200リットルの水に希釈し全面に散布して下さい。 3.散布後耕起して、散水を十分にしてからビニールで養生して下さい。 4.以後は50日程度放置して置き、定植前に再耕起してから定植(差し苗)して下さい。 この圃場は、残留養分過剰の為基肥の投入は控えた。 |
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施工日16年3月3日 施工養生状況 | 2週間後の3月17日状況ですが、分解と団粒化もかなり進んで来ている状態が伺えます。 |
5月11日状況:(見事に土壌改良が進み、健全栽培が可能に) | |
栽培者のお話:本当に土壌が変わりました。ふわふわし感触が良いし、発根が早く根張りが今までのからですと倍近いし、すべてがしっかりとし凄いですと絶賛の笑顔でした。 | |