そして、曽田先生が日本で研究を重ねている頃(1996年)に、現、株式会社バイオ・グリーン会長・大橋との出会いがあり、歴史的なお話と、微生物の限りない素晴らしさに共鳴致しました。
以来、先生と共に研究と、実際的効果やバランス的菌種の働きを、自社のゴルフ場の芝や、知人等の各作物栽培圃場での、効果や結果のデータを、取りまとめ、アープ・トーマス・オルガ菌の各菌種の一定した働きと、複合されたバランスの良い組み合わせによる総合的効果には、日増しに驚きを感じてまいりました。
この頃、アープ・トーマス曽田研究所では、曽田先生と、現社長の佐藤忍氏による液体化製法に成功し、当方で臨床試験を繰り返しながら、菌種の組み合わせ、使用倍率などを適性化し、今日の特殊高濃度有機液体肥料「トーマスくん&健康家族」が誕生しました。
しかしながら、更に研究と臨床を重ねているうちに、あまりにも一定した菌種の働きが「炭素率」の高い有機物を多用した圃場の「窒素飢餓」と、生物等の未分解物が多い圃場での急激な分解による根の障害等がでること等を確認する事により、益々アープ・トーマス・オルガ菌の平らな働きに自信を覚えながら、経験を経て1999年に、現在のアープ・トーマス・オルガ菌の概要と、効果的使用方法マニュアルを作成するに至りました。
同年、全国販売権を頂き、これ程の素晴しいアープ・トーマス博士の遺産を全国に紹介し、痩せた土壌、そして農薬漬化した栽培から、安全で美味しい、健康な作物を取り戻す事が、人類の健康であると確信致しました。
当社は、『自然環境農法』と命名した農法で、肥沃な土壌形態を造ること、『豊かな実りは自然の土壌から』を基軸に多くの方々の理解と、これからの農業、そして地球規模での環境問題に貢献できる事を願うと共に、歴史を経てアープ・トーマス・オルガ菌を継綬して来た諸先生方の意思を抱きながら、それを伝え、多くの方々に喜んで頂きたく、現在、全国各地を廻り、「土づくり」の話をさせて頂いている所であります。