【栽培地】
茨城県鉾田市子生地内 K様圃場
試験堀日:平成19年6月8日
【概要】
当圃場は、自然環境農法栽培で、3年前より土づくりをしてきた圃場です。昨年の人参から農薬類使用しないでの栽培でした。このジャガイモも有機質肥料100%、農薬無しの栽培で、品質秀品率95%以上、収穫量5t以上の栽培結果でした。本人もビックリしています、何十年と栽培していますがこんな感動は初めてと当農法の素晴らしさと、土づくりの大切さを知り、作物づくりが楽しみになりましたとの事でした。
4月30日状況(品種:とうや) |
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6月8日収穫前状況 |
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土壌状態は良くなり、根張り状態もジャガイモと思えない毛細根の発達でした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
毛細根の発達も凄いですが、玉揃いも7~10個が、ほぼ一定で、肌、実締り、味「12人の試食で最高に美味しいの絶賛でした。」栽培経費も土壌消毒や農薬等、収穫量を考査したら、遥かに当農法の方が収益率が高く経済的です。更に年々土壌が良くなり安定栽培が出来るメリットがあります。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※自然環境農法圃場は、トーマスくん使用開始から3年目対象地
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-生産者のお話-4年前までは慣行栽培により行なっておりましたが、上記表の内容でした。3年前より自然環境農法に変え馬鈴薯と人参の二作栽培を致しております。2年目3年目栽培では、ほぼ上記表以上の成果を得ております。
結果として、当初は初期的な金額が掛かり心配はしておりましたが、収穫を終え精算して見ると遥かに生産性の高いのに気づきました。さらに品質が良く流通面でも有利な販売話が来ている今日です。 21年度作付けも更なる向上を目指し、土づくりを確実にやる事が、栽培する上で大切だということを実感し、また、消費者の立場に立ってこの様な栽培をする事が私の喜びにもなっています。 |
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※ 2作目の人参も、勿論農薬は使用しないで、4~5t、秀品率80%以上と、慣行栽培に比べ遥かに経営効率が良いです。 |