■美味しい野菜をつくるご提案
まずは栽培したい作物の理想の栽培暦を確認しましょう(下の例はじゃがいも栽培)。
【畑の準備①<土づくり>】
下に示す数量は、栽培面積3.3㎡(約1坪)当りです。
万能トーマス トーマスくん
《植え付けの3~5週間前に》
- 万能トーマス2袋(約10kg)を全面に撒く
- 米ぬか類を500~1kgを全面に撒く(予め堆肥にまぶして散布するとよい)
- バットグアノを500~1kg位を全面に撒く(予め堆肥にまぶして散布するとよい)
- トーマスくん30ccを3リットル位の水に希釈して全面にジョウロなどで散布。
- よく耕起し、散水や雨などで畑を湿らせ養生※ このときにビニールなどで被覆養生することで湿潤を保ち土づくり効果が更に良くなります。
【畑の準備②<元肥施肥及びうね上げ>】
《植え付けの1~2週間前に》
- 万能トーマスの肥料分でほぼ出来ますが、果菜類など肥料を多く求める作物の場合は、有機質肥料(その肥料に記載の半分位の量を目安)を散布する。
- 耕起しその作物にあった畝をつくる(大体の作物は10cm位の畝高がよい)
<良くある誤認識>
良くある事ですが、肥料をたくさん入れれば、たくさん取れるという考えをもたれる方がおられますが、過剰な施肥ではおいしい産物にはなりにくいです。なぜならば作物自身が根を張らずにして養分が満足になることなどで茎葉は大きく立派に成長しているように見えるかも知れませんが、実際には、ひょろひょろと、葉厚も薄い軟弱な生長となり、外気の変化や病気に対応する力が減少し結果的には、病害に弱い作物になりかねません。特に葉物以外の根菜や果菜はとくに注意です。肥料を多く入れすぎたらとる事は難しいが少なめで追加する事は可能ですので、後者の考えで行っては?
【植え付け】
- 苗を購入し植えつける
- このときにトーマスくん30ccを10ℓ位の水に希釈してジョウロ等で散布※ 定植して数日(根がつくまで)は、小まめに散水する。
【追肥】
作物や施す肥料の基準を参考に追肥を行う
<ここでの注意点>
- 元肥と同様に一度に過剰に入れない事を心がける。
- 成分の強い肥料は根やけを招くので根からはなして施す。※ 更には、トーマスくん30ccを30日に1回を目安に希釈散布することで、土中の環境(微生物環境)を整え効果的な生育を促し、より良い産物を期待できます。